Cafe 風花<木曽・奈良井宿>

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観光地について、考えてみた。

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今日の奈良井宿。

到着時にはお日様も見えて、私は気分良く掃除を開始♪♪


なんだか久しぶりに太陽の光を浴びながら店の掃除をしている気がして、
とってもご機嫌♪



が。

まあ、着いたときに凄い台数のバスがいたので、
ある程度の覚悟はしていたのですが・・・。




びっくりするくらいの(中町の広い道が埋まってしまうほど。)人が歩いていて、

大人数になると仕方がないのか、
声もハンパない。


間違って(?)入って来てしまう人もいる始末で、
やむ終えず、
戸を閉めたまま準備をしてました。



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思い出さえも、何かにふみにじられたような感じがした。
その何かは、きっと、お金だ。
愛のない使われ方をしたお金のせいで、
この町はこんな風になってしまった・・・・
そういう気がした。

外側から急に押し寄せてきたお金の流れは、
町の人たちがちょこっと考えた、いろんなかわいい工夫や、
小さく大切にしてきたことを
どっと流してしまった。

あとにはみじめな感じだけが残ったみたいだ。

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以前にもこの文章を抜粋させてもらったことがあります。



私も(離れていた時期もありますが)奈良井宿出身の人間。
やっぱり、
悪い方向に奈良井宿が変わってしまうのは悲しいし、

ごく一部の、
心無い人たちの心無い行動で、
昔から奈良井宿を好きでいてくれた人たちが離れていってしまうのも、
悲しい。

もちろん私にも生活があって、
観光客が減ってしまっては元も子もない。


じゃあ、そもそも“観光地ってなんだろう???”って考えます。

ここはテーマパークの類ではなく、
住民が守ってきた場所。
今でも人の住む場所。


奈良井宿だけでなく、
景色がきれいだから、とか、建物がきれいだから、とか、
そういう色んな理由でお邪魔させてもらっているわけです。

私も、
このきれいな町並みの中で、ずっとやりたかった喫茶店をやらせてもらっているわけです。



どうしてこんな風になってしまったんだろう。
みんな、この町を守りたい気持ちは一緒なはずなのに。



先日、(話は違うかもしれませんが)
偽ブランドを作る某国の事情をTVで放映していました。
ほんのさわり程度の話だったのですが、

“買う日本人もいけないけれど、作り手がいなければ偽物も出回ることはないだろう。”と。

けれど、
その鞄職人さんも、
“家族を養っていかなければいけない。”という。


奈良井宿を大切に、好きで見てくれる人を迎え入れなければいけないけれど、
どうしても大人数のバス・ツアーに頼らなくてはいけない、
という現状。

それが存在するから、
何かと勘違いして来てしまう人たち。




これをきっかけに、木曽路や奈良井宿を好きになって、
また改めて来てくれている人も実際にいることはわかっています。

本来そうであるべきモノなんだと、
頭ではわかっているんですが・・・。



もっと、この町を大切にして欲しい。

それだけのことなんだけれど。



きっとこれは何処も抱える問題で、みんな喜んだり頭を抱えたり・・・そんな状態なんだろうと思います。



ただ、
私は奈良井宿が生まれ育った大切な町であることに変わりはないので、

まだ若く、店も小さいので何の権限もないですが、


これから先も、ブログを通じて訴えかけていこうと思っています。



みじめな感じだけが、残らないように。



だから観光客の皆さんも、ご協力よろしくお願いいたします。





と、こんなブログを書き終えた後、
“ワンカップ(日本酒)買ったんだけど、ここで飲んでいっていい??コーヒーはいらないから。”と聞かれました・・・。


お願いですから・・・常識でものを考えてください。
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by cafe-fuka | 2010-10-22 15:11 | 今日の奈良井宿。

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